簿記って何?

簿記とは簡単に説明すると会社のお小遣い帳を作ることです。
帳簿を付けることでお金と物の出入りを把握したり、
最終的に決算書を作成するための一連の作業のことを言います。
数字を見るのも嫌なのであればちょっと辛いかもしれませんが、
数学苦手・・・数字嫌い・・・って方でも勉強し始めてみると
意外と楽しくなってくるかもしれませんよ♪
簿記2級の基本情報
毎年2月・6月・11月の3回開催され、商業簿記と工業簿記から出題されます。
私は平成25年に取得したのですが、平成28年に大幅に出題範囲が変更になったようですね。
また難易度にもばらつきがあり、見たこともないような問題が出ることもあるようなので、
正直合格できるかはその時の運次第なところもあります。
簿記がわかったら何ができるの?
- 資産形成に役立つ
- 給料アップにつながる
- 企業の実態がわかるようになる
- 会社の経営に役立つ
- お金に強くなる
私は経理の仕事をしているのですが、簿記2級を取ったことで月1万円の資格手当てがつきました!
将来自分で事業を起こしたいと考えているので、簿記の資格を取って本当によかったと思っています。
家計管理ができるようになる程度であれば、簿記3級でも問題ないかと思いますが、
仕事のステップアップや転職を考えているのであれば、簿記2級は必須ですね。
私の勉強方法
お待たせしました!
それでは私がどうやって勉強したのかをお話ししたいと思います。
その前に、私が合格した時の前提条件があります。
- 私は経理で働いているので、ある程度仕訳の知識があること
- 天才ではないのでめっちゃ勉強したこと
- 難しい問題がでなかったので運がよかったこと
簿記2級に合格するために必要な勉強時間は350〜500時間だと言われています。
1日2時間勉強するとして、6ヶ月〜8ヶ月と言う計算になります。
休日は長い時間勉強すると考えるともう少し短くなりますね^^
まず初めにやること
まずは電卓を用意してください。必須です!
私は会社で使っているものと同じ電卓を用意しました。
慣れているものが1番です。
次に試験までの時間を逆算して、勉強の計画を立てること
計画を立てなさいってよく言われますよね。
大雑把な計画で大丈夫です^^
私の場合、簿記を受けようと思った時、試験まで4ヶ月ありました。
タイトルには4ヶ月で合格と書いてありますが、
実際は、初めの1ヶ月は簿記3級の勉強をして内容を理解してから、
残りの3ヶ月で簿記2級の勉強をしようと計画を立てました。
経理の仕事してたら簡単にできるんじゃないの?
と思われがちですが、確かに仕訳はわかりますが、
仕訳の内容は会社によって全然違うし、ルールも様々なので、
試験問題とは別のものだと考えた方が良さそうです。
勘定科目などは覚えていたので、ハンデはそれぐらいです。
実際に使用したテキスト
初めの1ヶ月は3級の知識を詰め込みました。
私が使用したテキストはTACのものです。
3級を受験するわけではないので、テキストのみの購入で、
例題を解きました。
もしテキストだけでは理解できないと言う場合、時間はかかってしまいますが、
問題集もやってみてもいいかもしれません。
他にもイラストが豊富なテキストや、好みのテキストがあると思うので、
自分にあったテキストを選んでいただければいいかと思います^^
私は、イラストなんて不要で、THE教科書!みたいなのが好きなのでこれを選びました(笑)
次にやること
簿記3級は商業簿記だけなので、ある程度商業簿記の知識が身に付いたら、
いよいよ簿記2級の勉強を始めます。
ここで残り3ヶ月ぐらいになっていると思うので、
- 1ヶ月目・・・2級の商業簿記
- 2ヶ月目・・・工業簿記
- 3ヶ月目・・・復習
と言う計画を立てました。
実際は、工業簿記が難しすぎて死にました(笑)
独学なので解き方がわからない場合はネットで調べて必死に理解しようと努力しました。
まず初めにテキストを読んで、例題を解きます。
次に同じ範囲の問題集の問題を解きます。
間違えたらテキストを読んで、の繰り返し。
初めは問題集に直接書き込まず、間違えた問題は何回も解けるようにしました。
簿記2級でも同じシリーズのテキストと問題集を使いました^^
効率がいい勉強時間は?

これもよくある答えですが、やっぱり朝です。
試験までの4ヶ月間は、簿記に全てを捧げる気持ちで勉強していたので、
毎朝出勤前に、会社近くのドトールコーヒーに入り浸り、
ここのモーニングセットが400円ぐらいでお得なんですよね♪
毎日支払うと思うと20日出勤で8,000円・・・
でも4ヶ月間は割り切って勉強時間の確保に努めました。
大体1時間30分ぐらい勉強してから出勤して、
もちろんランチタイムも30分ぐらい勉強。
仕事が終わった後も、同じドトールで1時間ぐらい勉強してから
帰宅していました。
家に帰ってしまうと絶対に勉強できないので、外で勉強していました。
あんまり長居しても迷惑がかかるし、集中力も持たないので、2時間以内で
集中して勉強する方法が私には合っていました^^
直前対策
いよいよ試験の1ヶ月前。
私の場合、工業簿記の勉強に結構時間がかかってしまったので、
20日ぐらいしか残らなかった気がしますが。
商業簿記の内容を忘れかけているので、よく間違えていた問題のおさらい。
そして過去問を3年分ぐらい解きました。→間違えた問題の復習。
さらに、時間がなかった私は、最終手段で、ネット上に転がっている
あらゆる予想問題を検索しました。
毎年の出題傾向から、この章が出る!とか書かれているんです^^
その予想された章が苦手だった場合、問題集でその章の問題を
間違えなくなるまで解きました。
実際この中から2つぐらい問題が出たので助かりました!!
試験前最後の1週間はかなりピリピリしていて周りに迷惑かけまくっていましたが、
無事に合格できてよかったです♪
最後に・・・
簿記は暗記です!
これから簿記の勉強を始めようと言う方に覚えておいた方がいいワンポイントアドバイス
- 借方(かりかた) り→右上から左下に書くので左側
- 貸方(かしかた) し→左上から右下に書くので右側
何のこと〜?って思うかもしれませんが、
勉強を始めると、借方ってどっちだっけーー!!!ってなるんですよね( ;∀;)
これで借方、貸方がどっちかバッチリですね⭐︎
実はこのブログを書いているときに、リベ大の両学長が同じような内容の動画をアップされているのを
見つけました^^
4ヶ月で簿記取得~って載っていますよ〜!!びっくりしました♪( ´▽`)
なので、自信を持っておすすめできる勉強方法です!
両学長は簿記とFPの資格は必須と言われていますね。
次はFPにチャレンジしようかな〜
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